弁護士豊島達哉のブログ

大阪北浜で豊島達哉法律事務所を運営している弁護士です。

京大原子炉実験所一般公開に行ってきました。

毎年桜の時期に一般公開される京大原子炉実験所に今年も行ってきました。

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あともう少しで満開といえそうな桜並木の道を通って、原子炉棟に向かいます

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放射線管理区域内に入るには靴にカバーをしなければなりません。見学が終わるとこのカバーは低濃度の放射性廃棄物として処理されるそうです。

 

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原子炉が間近に見られます。

原子炉の横の黄色の屋根と黄緑の壁の部分は、癌治療のための設備です。BNTC(ホウ素中性子捕捉療法)といって、がん細胞がホウ素を取り込みやすいという性質とホウ素は中性子と反応すると細胞に傷害を強く与える効果があるという事を利用して、効率よく癌細胞を破壊する治療だそうです。

 この治療ができる施設は日本ではここだけだそうです。ただし、京大原子炉実験所の原子炉も原子力規制委員会の審査を受けなければ動かす事ができないので、現在原子炉は停まったままです。

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従ってこの治療も現在では行われていないとのこと。

ただ原子炉を使用しないでBNTCを行う方法(加速器を使用する方法)がここ京大で開発され、治験が実施されている段階であるとの事です。

 

原子炉見学の後は、霜箱実験(α線の飛程観測)等の実験・体験コーナーを見学し、その後一緒に見学に来た皆さんと桜の木の下で弁当を食べながら交流会をして帰ってきました。

間近に原子炉を見る事ができて、、大学の研究者からいろいろお話も聞けて、しかも花見もできる(とても空いているので、ゆったり花見ができます)、なかなかの穴場だと思います。

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